絶妙ピッチ

夕べてらちんからa2c担当曲のボーカルトラックが届きました。いつものように聴き惚れながら伴奏と混ぜてるわけなんですが、特殊なエフェクト処理をしてみようと思い、残響系はもちろん、歪みやらウネウネする系やらで声を色々いじってみたりしてます。
そこでふと思いついて、Logicに装備されている「Pitch Correction」という音程を補正するエフェクトを掛けてみたんです。
これ系のエフェクトは、やや音程の悪いボーカリストの歌声を、録音後に機械的にピッチ修正して上手な歌声に仕上げる事ができるので、レコーディング時間短縮やスタジオ代等の経費削減等に繋がるため一時期(今も??)J-POPでよく使われていたようです。音程を補正する他にも、機械的なニュアンスを出す目的でボーカルトラックのある一部分に隠し味的に使われていたりするのも耳にした事があります(宇多田ヒカル等)。最近はそういう使われ方をあまり聴かなくなったので、流行が終わったんでしょう。J-POPサウンドの流行廃りはあっという間ですね。

そんなピッチ補正エフェクトを掛けて遊んでみたんですが、驚くべきことに、TERRA先生の声にエフェクトを掛けた状態と掛けていない状態で聴き比べてもピッチがほぼ全く一緒なのです。どれだけ強くエフェクトを掛けても、エフェクトがエフェクトとしての役割を果たせません。要するにTERRA先生の歌が絶妙な音程って事です。もうこんな「Pitch Correction」なんていう邪道なプラグインエフェクトは捨ててしまいましょう!MintJam作品にピッチ修正プラグインは イラネ!

あ、今度ギターに掛けてみよう(何