面白かった

国立音楽大学芸術祭でライブを観て聴いてきました。
最初に女性ボーカルさん(名前忘れた)と弦楽四重奏の演奏を聴いたんですが、ボーカルさんは歌もピアノも上手だし(MCが苦手そうなのが逆に良かったw)後ろの弦楽は綺麗だし、とっても良かったです。弦楽の演奏を生で聴いたのは初めてだったのですが、素敵すぎですね。このボーカルさんがCDデビューしたら絶対買うと思う(笑)
その後のニュータイドジャズオーケストラというサークルの演奏がたまりませんでした。曲中でメンバー皆アドリブソロ演奏パートがあったんですが、どれも凄すぎ。管楽器プレイヤーはヴィジュアル的にも映えるのでソロになると観客もキャーキャー言い出すんですが、俺はステージ奥の方に立っていて比較的目立っていなかったギタリストとベーシストがバカテクの持ち主だったのを見逃さなかった!(笑)ギタリストはスウィープしまくりで縦横無尽にフレーズが動くし、ベーシストはノリノリで弾いてたのがカッコ良かった。ベースソロのスラップも神の領域でした。
最後の方でゲストとしてジャズピアニストの山下洋輔さんが登場、会場も来たぁぁ!って感じで沸き上がりました。曲の途中でMCに紹介されて登場して、ソロパートで割り込むように演奏し始めました。曲中で少しずつ伴奏の楽器の音が減って行き、最後にドラムのライドシンバルが消えたところで完全にピアノのアドリブソロ。ジャズピアノとかに詳しく無い俺が聴いても凄さが分かりました。それまでいたピアニストさんには悪いけど、何か違うオーラが出ていた(笑)アドリブソロが終わるとそれまで消えていた伴奏が復活して、それと同時に山下さんはそのままステージから去って行きました。素晴らしかったです。
そんな感じで、ジャズバンドの演奏を生で聴いたのが初めてだったので、色々衝撃的でした。ジャズのフレーズやタイム感は、普段我々が作ってる音楽には無いものなのでとても良い刺激になります。これを機に、今まであまり触れなかったジャズに少しずつ触れていこうと思いました。あとはジャズのスケールを勉強します(笑)