独断と偏見による機材レビュー③

手持ち機材の個人的な感想を述べるコーナー パート3です。今回はベースに特化したソフトサンプラー音源『BORNEMARK BROOMSTICKBASS』です。
ベースの音って、太いアンサンブルに入ると 低音と定位を残してあとの繊細な部分は殆ど全部周りの音にかき消されがちなので ベースの個性も主張するには少し大げさなぐらいの音色のほうがいいと個人的には思うんですが、このサンプラーに入ってる Gibson Thunderbird の音色がその点最高です。ブリブリに歪んでいて且つ芯が太く、ロックそのものな野郎です。初めてこの音を聴いた時、ニッキーシックスが俺のPCにやってきた的な興奮を覚えました(笑) もちろん使いどころは著しく限られる音ですが。
他の音色も、専用音源だけあってリアルさは抜群ですが、とにかく太いため周りの音を食い散らしまくります。PCM音源のありがちなベースの音に飽きたかた、またmixに自信のあるかたにお勧めです。
問題のThunderbirdは、4th GIGの Shell breakerの音です。丁度最近bucking truckも公開したところですし、今まで特にベースの音を意識されていなかったかたは是非その邪悪な音色に注目しつつ聴いてみて頂ければと思います(笑)