イコライザー格言

イコライザーってのは、音作りの基礎となる 帯域別に増幅したり削ったりするツールです。基本的には抜ける音にしたければ高域を、太い音が欲しければ中域や低域を上げるわけだけど、とある書物に このイコライザーについてあたりまえの事なんだけどステキ文章が載ってたので抜粋。
『有る音はいくらでも削れるけど、無い音はいくら増幅しても 無い』
これに何か感動しました(笑) a2cも、ギター録音の際 低域を強めにしておいてあとで削るような形で調整すると言ってたけど、それはつまり録る段階で低域が足りなくて後からイコライザで無理やり持ち上げた低域だと同じ低域でもダメダメな音になるという話なんですね。
歌に関してもそうだけど、最終的に出したい音をそのまま作って録るより、より融通の聞く音で録っておいたほうがいいなと思う秋の夜長。