VSTプラグイン(初級)

普通にDTMをやられるかたにとっては当たり前の事なので読み飛ばしてください(笑)
ひと昔前までは、シンセサイザーにしてもエフェクターにしても、何でもハードのほうがソフトより上質というのが当たり前だったわけですが、最近はソフトもすばらしく高性能なものばかりで、分野によってはハード機器を凌ぐスペックだったりします。
スペック以外の点を比較すると、ソフトプラグインの良い所は ケーブルが要らない点ですね。余計なノイズが乗りません。あとはミックスダウンの際『録音』しなくても、内部演算でできてしまうのは、使い始めた当初は感動的でした。逆にハードのほうが優れてる点は CPUとメモリに負担をかけない点ですね。ソフトプラグインの場合は、すべての作業をPCが演算するので、ソフトサンプラーを数台、VSTエフェクトを10個とか立ち上げた日には、音が飛んだり再生が止まったりと大変です。ハードからソフト環境に以降したばかりの時は、ソフトって何てすばらしいんだろうと思いましたが使っているうちに ハード機器のありがたさも身に染みてきました。
音色についても、ソフトサンプラーは、サンプラーと言うだけに当然リアルな音が多いけどハードPCM音源の音のほうがコシがあって使い勝手が良い場合も多いです。なので個人的にはうまく使い分けるのが良いかと思いますが、ソフトオンリーの環境を整えたい人は、最低でもCPU3G、メモリ1.5Gは欲しい所かと。